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幾里人珈琲焙煎所 / 濱絵画教室 / SYON.inc

何かを手に入れたら何かを捨てよう

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いきなり難しい表現をしますが、どうやら私は冬は好きですが苦手です。

 

理由は暗くなるのが早いと寂しいから。(やたらと眠いですし)

 

最近気づいたことです。

 

 

若い時に気づけなかった事があります。

 

物でも気持ちでも人ひとりが管理できる量にはそれぞれ限界があるという事です。

 

多少の個人差があるとはいえ、許容量は極端に変わらない事も解ってきました。

 

 

よく耳にするようになった「ミニマリズム」や「断捨離」の言葉たち。

 

これらは自然と生まれたものではなく

「そうなるべくして」そうなってきているのでしょう。

 

目に見える物質的な物、心の器に入っている感情。

あふれた部分は不感症か無関心の存在になります。

 

物だと部屋のスペースを奪い、気持ちだと体調に変化が起こります。

正直あまり良くない影響ですよね。

 

 

人生は本当に取捨選択の連続です。

 

『最近なんだか息苦しい』

 

『なんだか落ち着かない』

 

『とにかくきつい』

 

そんな風に感じている方は許容量の限界サインです。

 

一番手っ取り早いのは部屋の掃除をして、使わない物を売ったり捨てたりするだけで

案外気持ちがすっきりするのでおすすめですよ。

 

手放す物がない時は長風呂をしてみたり。

非常に効果的です。

 

 

私も色々な場面で選択し、捨ててきました。

 

不思議と「物」には何一つ後悔がないのですが、「人付き合い」には後悔があります。

 

私は元々、人付き合いがあまり得意ではありません。

 

誘って頂くたびに申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで断ることも少なくないです。

(ここが誤解されやすいのですが決して会いたくない訳ではないのです!)

 

数少ない友人達は心配して「なるべく人に会ったほうがいいよ」と声をかけてくれます。

 

これは全て自分の中に向ける時間が圧倒的に足りていない事が原因だと分かっているので、今はほぼ自分自身との会話や表現、制作で一日が終わっていきます。

 

 

何一つ満足していません。

 

この歳になって情けないことに何もかも全然足りていないからです。

悲観や絶望とは違うので結局やり続けるしかないと答えは出ています。

 

でも、「会いたい人」がいる時は会いたいし、会います。

自分から会いに行く行動力だけは無くさないよう気をつけています。

 

人生の時間に限りがある以上、忘れたくなかった感情をここに記しました。

 

自分に正直に生きるのは中々大変ですが、その過程も楽しもうと思います。

 

 

何かを手に入れたら何かを捨てよう

 

 

 

皆さんが今、「会いたい人」は誰ですか?

 

私にもいますが今日のところは部屋の掃除をして気持ちをスッキリしたいと思います。